2012/12/16

Wマガジン 2012年12月号 マリオン・コティヤール演じる『Red Hot』by Tim Walker

ここ数年、特にインセプションを見てから気になってしょうがない女優さんであるマリオン・コティヤール(Marion Ctillard)。彼女をフィーチャーしたWマガジン12月号巻頭特集は、真っ赤なスタイリングが印象的なカバーストーリーをファンタジーの奇才ティム・ウォーカー(Tim Walker)が見事に撮影。
素敵なイングリッシュローズガーデンを背景に、ミスマッチなエナメル素材を盛り込んだコーディネートがうまくティムの作り出す世界観に馴染み、自然光の光に照らされ不思議な空気感を放っていました。

表紙はラフ・シモンズがデザインした最新ディオールの印象深いニュールック。ソフィスケイトされたベースメイクにドカンっと朱赤のリップを効かし、黒いボブヘアーもコムデギャルソンにならずに成功例!コティヤールのはかなげな表情が大変美しく、表紙としてはちょっと弱い気もしますが、背景のギミックなども効果的で、久しぶりに時めいたカバーでした。




赤と黒を使ったストーリーって、ただ強いイメージで終わってしまう事がただあるのですが、さすがのティム・ウォーカー(Tim Walker)のビジュアル作りは完成度が高く、ユーモアと美しさとストーリーのバランスが見ていて大変心地よいです。

個人的にフランス人女優さんのなかでは断トツに好きな顔で、その表現力も素晴らしくついでにボディも完璧。人間の深みみたいな物が出せる年齢になって、ますます活躍の幅が広がっているように思います。

最新作のRUST AND BONEも気になってて、トレイラー見るだけで興奮度高めです。スッピンの時の目もとの凹凸とアイホールの深さが美し過ぎます。

0 件のコメント:

コメントを投稿